今月の筑摩の新刊は、なかなかいい。 東北発の震災論 ─周辺から広域システムを考える(ちくま新書)山下 祐介 著システム全体のために地方は滅びるのか?中心のために周辺がリスクを負う「広域システム」。その巨大で複雑な機構が原発問題や震災復興を困難に追い込んでいる現状を、気鋭の社会学者が現地から報告する。以下筑摩選書。◆放射能問題に立ち向かう哲学一ノ瀬 正樹 著2013/01/15発売/1,680円(税込)放射能問題は人間本性を照らし出す。本書では、理性を脅かし信念対立に陥りがちな問題を哲学的思考法で問い詰め、混沌とした事態を収拾するための糸口を模索する。◆近代という教養石原 千秋 著2013/01/15発売/1,680円(税込)日本の文学にとって近代とは何だったのか? 文学が背負わされた重い課題を捉えなおし、現在にも生きる「教養」の源泉を、時代との格闘の跡にたどる。
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