2012年12月24日月曜日

「ニコニコ動画」の川上量生会長の興味深いインタビュー記事。 以下抜粋。 「昔は、現実社会に居場所がない人がネットにたまってた。ネットの中に仲間がいて、現実社会と隔離した生活ができていた」と川上会長は振...

「ニコニコ動画」の川上量生会長の興味深いインタビュー記事。以下抜粋。「昔は、現実社会に居場所がない人がネットにたまってた。ネットの中に仲間がいて、現実社会と隔離した生活ができていた」と川上会長は振り返る。だが「今ではそれが不可能」だ。「ネットで生きるにも、リアルなコミュニケーションをやらざるをえない」「今、大きな力を持っているのは、リアルの従属物としてネットがあるようなサービス。ネットがリアルにどんどん浸食されている。ネットで生きることとリアルで生きることを融合しないと、“ネットの人”の生きる場所がなくなってしまう。隔離された場所はどんどん狭くなっていくので、ネットを拠点として現実とつながらないと、幸せになれないと思う」 ニコ動のリアルイベントを通じ、ネット弁慶にリアルとの接点を提供する。「Facebookはリアルからネットに進出する場所。ニコ動はその反対に、ネットからリアルに進出する場所だ」「ネットは自分が見たい意見しか見えない構造なので、自分の意見が世の中のすべてだと錯覚しやすい。みんなが自分の好きなものだけを見て幸せにやっているならそれでいいが、自分の意に沿わないものを弾圧しようとし、そこに争いが生まれてしまう。世の中はもっと多様だと認識したほうがいいと思う」記者クラブによる記者会見の独占は、クラブ外のメディアやジャーナリストにとっては、「参入障壁」だ。「ネットで公開されている会見のアーカイブが最低1つあり、ネットメディアの人たちも見られる状態にしておくことが大切。ほかにやれそうな所がないから、うちが社会正義でやっている」「みんな本当は、編集された情報が見たいが、編集のされ方に文句があって気に入らない」のが、テレビ批判の背景にあると川上会長。



ネットサービスながら、「超会議」や「ニコファーレ」などリアルイベントへの投資を加速するニコニコ動画。「ネットとリアルの境界がなくなりつつある」と、ドワンゴの川上量生会長は言う。







via Public RSS-Feed of Kazuo Ito (togusa). Created with the PIXELMECHANICS 'GPlusRSS-Webtool' at http://gplusrss.com https://plus.google.com/108013264503511141086/posts/Dt2oPqF7S4X

0 件のコメント:

コメントを投稿